秋の夜(読み)アキノヨ

デジタル大辞泉 「秋の夜」の意味・読み・例文・類語

あきのよ【秋の夜】

端唄はうた歌沢小唄曲名作詞・作曲者未詳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秋の夜」の意味・読み・例文・類語

あき【秋】 の 夜(よ)

秋の夜、特に、秋の空気の澄んだ夜。長い夜気持をこめて用いることが多く、「長し」の序とすることがある。秋夜(しゅうや)。《季・秋》
万葉(8C後)三・三二四「春の日は 山し見がほし 秋夜(あきのよ)は 河し清(さや)けし
古今(905‐914)仮名序「春の花にほひすくなくして、むなしき名のみ、秋のよのながきをかこてれば」

あきのよ【秋の夜】

端唄、歌沢、小唄などの曲名。本調子。作詞、作曲者未詳。安政年間(一八五四‐六〇)成立と伝えられる。恋人を待つ女心を、秋の月に寄せてうたったもの。上方唄、めりやすにも同名の曲がある。

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