秋田常栄(読み)あきた つねひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋田常栄」の解説

秋田常栄 あきた-つねひで

?-? 江戸時代前期の鉱山師。
出羽(でわ)秋田の人。父とともに佐渡にわたり,天和(てんな)元年(1681)坑道,鳥越間歩(とりごえまぶ)を開発,元禄(げんろく)4年鉱脈を発見。金に頓着せず,子孫に「千両黄金も石に異ならずただ一心を万金にせよ」という歌をそえた石のつまった千両箱のみをのこしたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android