秋田常栄(読み)あきた つねひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「秋田常栄」の解説

秋田常栄 あきた-つねひで

?-? 江戸時代前期の鉱山師。
出羽(でわ)秋田の人。父とともに佐渡にわたり,天和(てんな)元年(1681)坑道,鳥越間歩(とりごえまぶ)を開発,元禄(げんろく)4年鉱脈を発見。金に頓着せず,子孫に「千両黄金も石に異ならずただ一心を万金にせよ」という歌をそえた石のつまった千両箱のみをのこしたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android