秋色桜(読み)シュウシキザクラ

デジタル大辞泉 「秋色桜」の意味・読み・例文・類語

しゅうしき‐ざくら〔シウシキ‐〕【秋色桜】

東京上野公園清水堂のそばにあるしだれ桜。秋色女しゅうしきじょが13歳の時に作った句「井戸端の桜あぶなし酒の酔」によって名所になったという。 春》

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精選版 日本国語大辞典 「秋色桜」の意味・読み・例文・類語

しゅうしき‐ざくらシウシキ‥【秋色桜】

  1. 東京都台東区上野公園清水堂のそばにあるしだれ桜。江戸時代俳人秋色女(しゅうしきじょ)作という俳句「井戸ばたの桜あぶなし酒の酔」によって名所となったという。《 季語・春 》 〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「秋色桜」の解説

秋色桜
(通称)
しゅうしきざくら

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
秋色桜上野早咲
初演
明治37.1(東京・明治座)

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