日本歴史地名大系 「科手町」の解説 科手町しなでちよう 京都府:八幡市八幡惣町科手町[現在地名]八幡市八幡科手男山の北にあり、東は御幸(みゆき)道で境して常盤(ときわ)郷、北は淀川堤、西は大谷(おおたに)町の北入口。科手郷の本郷で、御幸道と科手町筋とが出合う辻(つじ)ヶ鼻(はな)から大谷町道までの東西一〇〇間の両側町並。町筋は明治四三年(一九一〇)京阪電気鉄道の敷設で分断された。科手町住人の中には、石清水八幡宮安居頭人として文治三年(一一八七)科手大内蔵、寛元三年(一二四五)品手隼人正の名がみえる(「安居頭人記」男山考古録所引)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by