出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
…主著《戦史(歴史)》8巻は553年までの東ローマ帝国の戦役を伝えるもので,ベリサリオスへの肩入れは否めないにせよ,プロコピウスは客観的記述を心がけており,当時の軍事・外交史を知るうえで第一級の史料である。これに対し,彼の作とされる《秘史》(550ころ)はユスティニアヌス帝に対する悪意に満ちた攻撃文で,事実関係を知るうえでは信頼できないが,当時の宮廷社会をかいま見せて興味深い。ユスティニアヌス帝の命で553‐555年に著された《建築について》は,同帝の建築面での業績を地域別に整理して伝え,当時の地勢や建築術などを知るうえで貴重である。…
※「秘史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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