秘蘊(読み)ヒウン

デジタル大辞泉 「秘蘊」の意味・読み・例文・類語

ひ‐うん【秘×蘊】

物事の奥底学問技芸などの秘訣ひけつ奥義
人情の―をひらきて」〈逍遥小説神髄

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精選版 日本国語大辞典 「秘蘊」の意味・読み・例文・類語

ひ‐うん【秘蘊】

  1. 〘 名詞 〙 学問・芸術などの奥底の秘訣(ひけつ)。奥義。
    1. [初出の実例]「耆宿老師の疑惑せる所をこころみとふに、悉く秘蘊をひらかずといふ事なし」(出典:高野山通念集(1672)四)

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