秘語(読み)ヒゴ

デジタル大辞泉 「秘語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【秘語】

秘密の言葉。仲間うちだけに通用する特殊な言葉。また、公言がはばかられるような言葉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「秘語」の意味・読み・例文・類語

ひ‐ご【秘語】

  1. 〘 名詞 〙 秘密のことば。犯罪者や秘密結社員などの仲間うちで用いられる特殊な言語。また、公開をはばかる、卑猥なことば。
    1. [初出の実例]「生死のあはひの黄昏に漂ふ人魂(ひとだま)の身にとってかくまで懐かしい内証の秘語があらうか」(出典普賢(1936)〈石川淳〉八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android