秩父用水(読み)ちちぶようすい

日本歴史地名大系 「秩父用水」の解説

秩父用水
ちちぶようすい

現秩父市の中心市街や同市原谷はらや地区、および横瀬よこぜ町一帯の農業・飲料防火等に利用されている用水。昭和二〇年代、これらの地区や現皆野みなの町域は水利の便に乏しいため、耕地六〇〇町余の灌漑用水を確保して食料増産を図ろうと関係機関に申請、昭和二七年(一九五二)県営土地改良事業として採択され、七年後の昭和三四年に完成した。しかし、皆野町域には達しなかった。幹川水路は五キロ、七ヵ所の沢をサイホンで渡し、支川用水路八・五キロに既設用水路約三キロを結んだ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む