秩祿(読み)ちつろく

精選版 日本国語大辞典 「秩祿」の意味・読み・例文・類語

ちつ‐ろく【秩祿】

  1. 〘 名詞 〙 官職の位・職種などによって賜わる俸祿。また、明治政府が、士族華族に与えた家祿賞典祿
    1. [初出の実例]「俸は、秩祿ぞ。或は、奉とも、書したぞ」(出典:三体詩素隠抄(1622)三)
    2. 「秩祿(チツロク)五十石を与ふべきの趣きなるを」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一一)
    3. [その他の文献]〔史記‐猗頓伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む