程田村(読み)ほどたむら

日本歴史地名大系 「程田村」の解説

程田村
ほどたむら

[現在地名]相馬市程田

宇多うだ川の旧流とみられるうめ川南岸の平坦地に位置し、南西部は台地をなす。西は馬場野ばばの村・大曲おおまがり村、東は新田にいだ村・柏崎かしわざき村。字大師前だいしまえの二股氏の居館跡といわれる辺りは、中世には二俣ふたまた(下新田村、江戸期の新田村)の一部をなしていたと伝える。天保郷帳には「古者 程田村・山田新田弐ケ村」と注記される。正保郷帳では田方三三三石余・畑方六七石余。明暦二年(一六五六)の高七七一石余(相馬藩政史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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