程門雪に立つ(読み)ていもんゆきにたつ

故事成語を知る辞典 「程門雪に立つ」の解説

程門雪に立つ

弟子が、非常に師匠を尊敬することのたとえ。

[由来] 「宋史よう伝」に見えるエピソードから。一一世紀の終わりごろ、北宋王朝の時代中国でのこと。ある冬の日、楊時ゆうさくという二人の学者が、師匠のていに会いに行きましたが、師匠は目をつぶって座っている最中でした。そこで、二人が声をかけずにそばにじっと立っていたところ、師匠が気づいて目を開いた時には、門の外には雪が一尺(当時の一尺は、約三〇センチ)も積もっていたということです。

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