精選版 日本国語大辞典 「税帳」の意味・読み・例文・類語 ぜい‐ちょう‥チャウ【税帳】 〘 名詞 〙 令制で、諸国の一年間の正税の出納を記入した帳簿。毎年正税使(税帳使)により中央政府に提出される。正倉院文書に二五通が現存。正税帳(しょうぜいちょう)。[初出の実例]「或国司等私造二税帳一。竟後取レ署。不二肯署一レ名。因レ此上下触レ事相違。又大税収納不レ得二軽忽一。進二税帳一曰。不レ問二穎穀一。倉別署二主当官人名一」(出典:続日本紀‐天平二年(730)四月甲子) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例