稠畳(読み)ちゅうじょう

精選版 日本国語大辞典 「稠畳」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐じょうチウデフ【稠畳】

  1. 〘 名詞 〙 多く重なること。重畳
    1. [初出の実例]「表翰稠畳。含咀雅言」(出典本朝文粋(1060頃)二・答入道前太政大臣辞大臣并章奏等表勅〈紀斉名〉)
    2. [その他の文献]〔謝霊運‐過始寧墅詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「稠畳」の読み・字形・画数・意味

【稠畳】ちゆうじよう(ちうでふ)

多くのものが重なりあう。南朝宋・謝霊運〔始寧の墅に過(よぎ)る〕詩 巖峭(けは)しくして、嶺稠疊し 洲(めぐ)りて、綿たり

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