種俵(読み)タネダワラ

デジタル大辞泉 「種俵」の意味・読み・例文・類語

たね‐だわら〔‐だはら〕【種俵】

稲の種もみを入れて、種井たない種池などにつけておく俵。 春》「―つつき遊べる小魚かな/虚子

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精選版 日本国語大辞典 「種俵」の意味・読み・例文・類語

たね‐だわら‥だはら【種俵】

  1. 〘 名詞 〙 種もみを入れた俵や袋。また特に、発芽を促進するため種もみを入れたまま、井戸、池、川などにつけておく俵。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「物陰や田螺ののぼる種たはら〈尺艸〉」(出典:俳諧・となみ山(1695))

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