種子田右八郎(読み)タネダ ウハチロウ

20世紀日本人名事典 「種子田右八郎」の解説

種子田 右八郎
タネダ ウハチロウ

明治・大正期の軍人 海軍造兵総監。



生年
文久3年12月(1864年)

没年
昭和7(1932)年11月20日

出身地
薩摩国鹿児島(鹿児島県)

学歴〔年〕
海軍機関学校〔明治18年〕卒

経歴
鹿児島藩士・種子田市兵衛の長男に生まれ、明治19年海軍機関少尉となる。横須賀工廠造兵部長、44年呉工廠砲煩部長を経て、45年艦政本部造船造兵監督官となり英国に出張。大正2年東京造兵廠長を務め、大正3年造兵総監に就任。その後も、4年技術本部第1部長、9年艦政本部第1部長兼海軍技術会議議員などを務め、海軍兵器の製作・改良に尽力した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「種子田右八郎」の解説

種子田右八郎 たねだ-うはちろう

1864*-1932 明治-大正時代の軍人。
文久3年12月生まれ。横須賀海軍工廠(こうしょう)造兵部長,呉海軍工廠砲熕(ほうこう)部長,海軍艦政本部第一部長兼海軍技術会議議員などをつとめ,大正3年海軍造兵総監。昭和7年11月20日死去。70歳。薩摩(さつま)(鹿児島県)出身。海軍機関学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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