日本歴史地名大系 「種本村」の解説 種本村たねもとむら 岐阜県:揖斐郡春日村種本村[現在地名]春日村美束(みつか) 種本・尾西(おさい)寺本(てらもと)村の北にあり、粕(かす)川上流の表(おもて)川筋に枝郷市瀬(いちせ)、同じく正面(しようめん)谷筋に同安土(あづち)、尾西谷筋に同尾西・千疋(せんびき)がある。明治大学刑事博物館本元禄郷帳には当村の内として尾才・千疋・足立・一ノ瀬が記される。正保郷帳では田一〇八石余・畑五八石余・山年貢一三石余・紙桑高三石余のほか、綿二貫五三二匁・ひそ木四七八本・入木八八六束があった。貞享二年(一六八五)の大垣領村々高帳には高二八七石余とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by