日本歴史地名大系 「稲木神社」の解説 稲木神社いなぎじんじや 愛知県:江南市寄木村稲木神社[現在地名]江南市寄木祭神天照大神・大中津日子命。旧郷社。境内九九七坪。創建不詳。境内社は秋葉社・稲荷社・祓戸(はらいど)社・星宮(ほしのみや)社・月宮(つきのみや)社・日宮(ひのみや)社・八坂(やさか)社・神明社・白山社。「延喜式」神名帳に「稲木(イナキノ)神社」、尾張国神名帳に「従三位上 稲木天神」とみえる。「府志」に「廃稲置天神祠在寄木村」とみえる。当村の天道山高照(こうしよう)寺の尼僧が社務をつかさどっていたが、寛保元年(一七四一)寺社ともに愛知郡八事(やごと)村(現名古屋市)に移したという。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by