日本歴史地名大系 「稲葉堀之内村」の解説 稲葉堀之内村いなばほりのうちむら 静岡県:藤枝市稲葉堀之内村[現在地名]藤枝市堀之内(ほりのうち)・堀之内一丁目谷稲葉(やいなば)村の東に位置し、瀬戸(せと)川の中流域に立地する。稲葉堀ノ内、単に堀之内とも記され(天明八年松平乗保領知目録・「駿河記」など)、志太(しだ)郡に属する。瀬戸川を挟んで本村と塩(しお)ヶ原(はら)(庄ヶ原)の集落に分れる。中世の稲葉郷の遺称地とされ、塩ヶ原は弘治三年(一五五七)九月一七日の今川義元判物(岡谷文書)などに稲葉郷之内塩原とみえる(→稲葉郷)。寛永一九年(一六四二)の田中領郷村高帳に村名がみえ、高三四七石余。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by