稲葉山城跡(読み)いなばやまじようあと

日本歴史地名大系 「稲葉山城跡」の解説

稲葉山城跡
いなばやまじようあと

[現在地名]小浜市加斗 上加斗

飯盛いいもり山から北東に延びる枝峰先端近く、本所ほんじよ飯盛はんせいの境をなすやや突出した山頂(一四二メートル)にある中世後期の山城跡。北側下辺の谷間は本所・飯盛への道が通り、本所坂と称する。城郭北郭・南郭の二郭からなり、一部自然地形を利用する。全長一五〇メートル、最大幅二〇メートル。北郭は瓢箪形で北側先端に土盛をした櫓台があり、一段下った南側平場にも櫓台があって、北郭が主郭と考えられる。南西は尾根となって一段下り、空堀が二条、竪堀が三条あって南郭に至る。南郭は北郭よりかなり下った平坦な稜線上を削平して築造され、三郭で構成する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む