穀盗(読み)こくぬすと

精選版 日本国語大辞典 「穀盗」の意味・読み・例文・類語

こく‐ぬすと【穀盗・穀盗人】

  1. 〘 名詞 〙
  2. コクヌスト科の甲虫総称。体長二~二〇ミリメートル。形は長形から卵形まであり、平たい種類が多い。多くは樹皮下に見られるが、キノコ穀類につくものもある。世界に約六〇〇種が知られ、日本には二一種を産する。
  3. コクヌスト科の甲虫。体長六~一〇ミリメートル。体は細長い楕円形で平たく、黒褐色赤褐色。前胸はほぼ半円、後胸は後方で円形となる横長の四角形。穀類を食べる害虫だが、他の害虫を捕食することもある。世界各地に分布

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動植物名よみかた辞典 普及版 「穀盗」の解説

穀盗 (コクヌスト)

学名Tenebroides mauritanicus
動物。コクヌスト科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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