精選版 日本国語大辞典 「穏座の初物」の意味・読み・例文・類語 おんざ【穏座】 の 初物(はつもの) 果物、野菜など盛りが過ぎる頃のものは、かえって、出はじめの初物のように珍重されること。物事の終わりが良いとき、老人が良いことや珍しいことをしたとき、また、知識、芸能などが晩成であることなどにもたとえていう。終わり初物。[初出の実例]「花みればおんざの初(ハツ)や遅桜〈重次〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例