穴不動古墳(読み)あなふどうこふん

日本歴史地名大系 「穴不動古墳」の解説

穴不動古墳
あなふどうこふん

[現在地名]徳島市名東町一丁目

地蔵院境内に所在する名東古墳群に属する古墳。山北麓の小谷地形の標高一七メートルの地点に立地する、直径一六メートル、墳丘高三・五メートルの円墳。主体部は両袖式横穴式石室である。主軸方位は磁北から東へ二七度振っており、谷奥部方向の南に開口する。主体部全長は九・三メートルで、県下最大級の横穴式石室である。玄室は長さ四・三メートル、幅二・二メートル、高さ二メートル、玄門は長さ一メートル、幅一・五五メートル、高さ一・七メートル、羨道は長さ四メートル、幅二メートル、高さ一・八メートル。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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