一枚岩(読み)イチマイイワ

精選版 日本国語大辞典 「一枚岩」の意味・読み・例文・類語

いちまい‐いわ‥いは【一枚岩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 一枚の板のようになった大きな岩。
    1. [初出の実例]「真中に八畳敷程な一枚岩があって」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
  3. ( 比喩的に ) 組織や団体などが、内部分裂や意見の違いなど無く、しっかりとまとまっていること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「『一枚岩』のように党を守ろうとして」(出典:粛清とはなにか(1957)〈平野謙〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android