出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
福島県中央部,岩瀬郡の町。1962年町制。人口1万2815(2010)。中通り地方の南にあり,北は須賀川市と接する。地形はほぼ平たんで,国道4号線,JR東北本線,東北縦貫自動車道が町の中央を縦断する。第2次世界大戦後開拓入植者と疎開者の定住により人口が急増,現在でも増加傾向を保っている。かつては人口の7割が農業に従事する典型的な農村であったが,現在その割合は2割にまで減少した。一方,1977年完成した工業団地のほか,郡山地域テクノポリス構想圏域内に立地している。農業は,米,キュウリなどを中心に多角化しており,1戸当りの農業所得は県内第1位である。戦前に宮内省の御料牧場があったが,現在は民間の観光牧場になっている。
執筆者:佐藤 裕治
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福島県中南部、岩瀬郡にある町。1962年(昭和37)町制施行。町の中央をほぼ平行してJR東北本線と国道4号、東北自動車道が通る。町域は矢吹原(やぶきがはら)の台地上に広がり、昭和初期までは純農村であった。1880年(明治13)に宮内省の開墾所が設置され、その事業は現在の岩瀬牧場や岩瀬農業高校などの形で残った。第二次世界大戦後、羽鳥用水(はとりようすい)による開田、工場の立地、住宅地開発などにより人口増をみた。稲作のほか、キュウリ、リンゴ栽培が盛ん。面積31.30平方キロメートル、人口1万2318(2020)。
[渡辺四郎]
『『鏡石町史』全4巻(1982~1985・鏡石町)』
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