空五倍子(読み)ウツブシ

デジタル大辞泉 「空五倍子」の意味・読み・例文・類語

うつ‐ぶし【空五子】

中空であるところから》「ふし(五倍子)」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空五倍子」の意味・読み・例文・類語

うつ‐ぶし【空五倍子】

〘名〙
白膠木(ぬるで)の枝や葉に寄生する一種油虫刺激によって生じたこぶ。多量のタンニンを含む。昔、喪服に、また、女性が歯を黒く染めるのに用いた。五倍子(ふし)は、中空であるところからこの名が生じた。五倍子。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android