デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「空仁」の解説 空仁 くうにん ?-? 平安時代後期の僧,歌人。法輪寺にすみ,西行の出家に影響をあたえた人といわれ,保延(ほうえん)6年(1140)出家前の西行とかわした歌や連歌が「聞書残集」にある。ほかに「千載和歌集」などの勅撰集にのる。源頼政や藤原実定らと親交があった。俗名は大中臣清長(おおなかとみの-きよなが)。通称は少輔別当入道,神祇少副入道。法名は空人とも。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例