空嘯く(読み)ソラウソブク

デジタル大辞泉 「空嘯く」の意味・読み・例文・類語

そら‐うそぶ・く【空×嘯く】

[動カ五(四)]
1 「そらとぼける」に同じ。
「―・いて、まるで取り合うけしきがない」〈芥川・虱〉
2 相手をばかにした態度をとる。生意気な態度を示す。
「ツンと―・き、烟草たばこを環に吹いている」〈二葉亭・浮雲〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 夜桜 初出

精選版 日本国語大辞典 「空嘯く」の意味・読み・例文・類語

そら‐うそぶ・く【空嘯】

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「そらうそふく」とも。古くは「そらうそ」を「ふく」で、のち「うそぶく」とまとまって意識されたものか )
  2. ① 何気ないふうをよそおう。そらっとぼけたふりをする。
    1. [初出の実例]「コチワ soravso(ソラウソ)fuite(フイテ) イテ」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)
    2. 「『〈略〉夢にもしらざる事なり』と、そらうそふきていひければ」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)三)
  3. ② 空を仰いでうそぶく。得意気でなまいきな態度をとる。
    1. [初出の実例]「宋の范鎮えびすがとりまわいてせめたに夜桜にのぼうてそらうそ吹て敵をものともせなったほどに」(出典:玉塵抄(1563)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

生まれて初めての恋。[補説]書名別項。→初恋[類語]恋・恋愛・愛恋あいれん・愛・恋情れんじょう・恋慕れんぼ・思慕しぼ・眷恋けんれん・色恋いろこい・慕情ぼじょう・恋心・狂恋・悲恋・片恋・片思い・岡惚れ・...

初恋の用語解説を読む