空惚ける(読み)ソラトボケル

精選版 日本国語大辞典 「空惚ける」の意味・読み・例文・類語

そら‐とぼ・ける【空惚】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 とぼけているふりをする。知っているのに知らないさまをよそおう。知らばっくれる。そらっとぼける。
    1. [初出の実例]「げにげに我名は恵然でそろと、そらとほけたやうにして答へられた」(出典:禅林類聚撮要抄(1642)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android