空惚ける(読み)ソラトボケル

デジタル大辞泉 「空惚ける」の意味・読み・例文・類語

そら‐とぼ・ける【空×惚ける】

[動カ下一]知っているのに知らないふりをする。そらっとぼける。「―・けてばかりいて答えない」
[類語]かまとと知らんぷり頰被りとぼけるしらばくれるしらを切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「空惚ける」の意味・読み・例文・類語

そら‐とぼ・ける【空惚】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙 とぼけているふりをする。知っているのに知らないさまをよそおう。知らばっくれる。そらっとぼける。
    1. [初出の実例]「げにげに我名は恵然でそろと、そらとほけたやうにして答へられた」(出典:禅林類聚撮要抄(1642)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android