空城(読み)くうじょう

精選版 日本国語大辞典 「空城」の意味・読み・例文・類語

くう‐じょう‥ジャウ【空城】

  1. 〘 名詞 〙 人がいない城。あきじろ。
    1. [初出の実例]「秋深行宮之裏。日暮空城之下」(出典本朝文粋(1060頃)一・落葉賦〈紀斉名〉)
    2. [その他の文献]〔漢書‐武五子伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「空城」の読み・字形・画数・意味

【空城】くうじよう(じやう)

荒城。〔漢書、武五子、燕剌王劉旦伝〕王自ら歌うて曰く、に歸るも 狗吠えず 鳴かず (道)何ぞ廣廣たる 固(もと)より國中の人無きを知ると。容夫人ちてひ~坐する皆泣く。

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