蒲魚(読み)カマトト

デジタル大辞泉 「蒲魚」の意味・読み・例文・類語

かま‐とと【×魚】

知っているくせに知らないふりをして、上品ぶったりうぶを装ったりすること。また、その人。多く女性についていう。
[補説]蒲鉾かまぼこととか、と尋ねたことに由来するという。近世末、上方遊里で用いはじめた。
[類語]知らんぷり頰被りとぼけるしらばくれるそらとぼけるしらを切る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蒲魚」の意味・読み・例文・類語

かま‐とと【蒲魚】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かまぼこは魚(とと)からできているのか」と尋ねたところからという ) わかりきっていることなのに知らないようなふりをすること。また、その人。特に、女性がうぶなふりをして甘えたりすること。また、その女性。近世末に上方の遊里で用い始めた語。
    1. [初出の実例]「年に似合ずかまととばかり云ふ妾さん」(出典:滑稽本・人情穴探意の裡外(1863‐65頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む