最新 地学事典 「空知炭田」の解説
そらちたんでん
空知炭田
Sorachi coal field
北海道石狩炭田北半分,峰山隆起帯以北の地区を指す。白亜系蝦夷累層群を始新統石狩層群が不整合で覆い,空知背斜の東翼および西翼,東西20kmにわたり分布する。この地域の石狩層群は全層厚3,000m以上で,下位から,登川,夕張,若鍋,美唄,赤平,幾春別,平岸,芦別の8層の夾炭層が賦存。各炭層の厚さは0.6~3.8m。東芦別,西芦別,赤平,歌志内,砂川,美唄などの炭鉱で石炭が採掘された。1960年代に最盛期を迎えたが,1994年にすべての坑内掘り炭鉱は閉山した。
執筆者:徳永 重元・渡辺 寧
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

