空豆象鼻虫(読み)そらまめぞうむし

精選版 日本国語大辞典 「空豆象鼻虫」の意味・読み・例文・類語

そらまめ‐ぞうむし‥ザウムシ【空豆象鼻虫】

  1. 〘 名詞 〙 ハムシ科マメゾウムシ亜科の甲虫。広く世界に分布し、ソラマメ害虫として知られる。体長五ミリメートル内外の楕円形で黒く、背面の毛は暗色のほかに灰白・褐色の毛があって斑紋をつくる。前足が赤い。成虫は春現われ、ソラマメのさやなどに産卵し、幼虫は豆に穴をあけて内部を食べる。全世界に分布し、日本には明治の中頃ヨーロッパから侵入し、本州四国・九州に分布。ときに大きな害を与えることがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む