デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「空阿」の解説 空阿(1) くうあ 1155-1228 鎌倉時代の僧。久寿2年生まれ。比叡(ひえい)山にいたが,法然の弟子となり浄土宗に帰依(きえ)。みずから無智の空阿と称し,日夜念仏をとなえて京都を中心に巡遊,おおくの念仏者をあつめる。嘉禄(かろく)元年専修(せんじゅ)念仏に対する延暦(えんりゃく)寺の強訴(ごうそ)により京都を追放され,3年薩摩(さつま)配流が決定(嘉禄の法難),安貞2年1月15日死去した。74歳。 空阿(2) くうあ ⇒遅月庵空阿(ちげつあん-くうあ) 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例