つき‐どめ【突留・突止】
- 〘 名詞 〙
- ① 富籤(とみくじ)で、木札を錐(きり)で順次突いて、最後(多くは一〇〇番目)の突き終わり。これに当たったものは最高額を得た。
- [初出の実例]「百両の突留(ツキドメ)とった心地をなし」(出典:夜話荘治(1782)三)
- ② 最後に突くこと。また、そのもの。転じて、物事の究極。きわみ。
- [初出の実例]「それと突きとめもなき面倒なる事ゆへ、遂に精力尽きはて」(出典:蘭東事始(1815)下)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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