竈殿(読み)へついどの

精選版 日本国語大辞典 「竈殿」の意味・読み・例文・類語

へつい‐どのへつひ‥【竈殿】

  1. 〘 名詞 〙
  2. かまどの神をまつってある所。また、かまどの神。
    1. [初出の実例]「大宮の竈殿(ヘツイドノ)大日聖真子の竈殿は金剛界の大日」(出典太平記(14C後)一八)
  3. 神社で、神饌(しんせん)を準備し調理するために設けられた建物
    1. [初出の実例]「へつい殿修理」(出典:春日社記録‐中臣祐定記・仁治二年(1241)九月二一日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android