立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花(読み)タテバシャクヤクスワレバボタンアルクスガタハユリノハナ

デジタル大辞泉 の解説

てば芍薬しゃくやくすわれば牡丹ぼたんある姿すがた百合ゆりはな

美人の姿を形容する言葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 の解説

立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花

立っても座っても、また歩いても、姿が艶やかで魅力的な美人の形容。

[使用例] 講釈師落語家はなしかが用ゆる女はたいてい寸法がきまって居やす〈略〉立てば芍薬坐れば牡丹歩行あるく姿はの花とでも言いましょうか[快楽亭ブラック*流の暁|1891]

[解説] 近世流行はやり唄から出た表現。七七七五と後に成立する都々どどいつ形式を備えていて、ごうぶしなどで実際に唄われていました。

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