「詩経‐鄭風」の「勺薬」は別種という。唐代に牡丹が愛好されるようになると、牡丹の花王に対して花相ともいい、草本なので草牡丹とも呼ばれた。日本には薬種としてもたらされ、「本草和名」に「衣比須久須利(エビスグスリ)」「奴美久須利(ヌミグスリ)」の訓がある。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...