立て明かし(読み)タテアカシ

デジタル大辞泉 「立て明かし」の意味・読み・例文・類語

たて‐あかし【立て明かし】

庭などに立てて照明に用いるたいまつの類。たちあかし。
所々に―して還御急がし奉るけしき見ゆるも」〈とはずがたり・三〉

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精選版 日本国語大辞典 「立て明かし」の意味・読み・例文・類語

たて‐あかし【立明・炬火】

  1. 立明〈年中行事絵巻〉
    立明〈年中行事絵巻〉
  2. 〘 名詞 〙 庭上に人々をならべ、かかげ持たせて照明とした松明(たいまつ)。また、庭上に立てて用いる松明。炬火(こか)。たちあかし。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「立明者・人々随身等有疋見」(出典御堂関白記‐寛仁二年(1018)一一月九日)

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