立て明かし(読み)タテアカシ

精選版 日本国語大辞典 「立て明かし」の意味・読み・例文・類語

たて‐あかし【立明・炬火】

  1. 立明〈年中行事絵巻〉
    立明〈年中行事絵巻〉
  2. 〘 名詞 〙 庭上に人々をならべ、かかげ持たせて照明とした松明(たいまつ)。また、庭上に立てて用いる松明。炬火(こか)。たちあかし。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「立明者・人々随身等有疋見」(出典御堂関白記‐寛仁二年(1018)一一月九日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android