日本歴史地名大系 「立岸村」の解説 立岸村たちじしむら 沖縄県:那覇市首里立岸村[現在地名]那覇市首里寒川町(しゆりさむかわちよう)二丁目・首里山川町(しゆりやまがわちよう)三丁目・松川(まつがわ)首里城の西、首里台地の西端に位置し、北は与那覇堂(ゆなふあどー)村、西と南は真和志(まーじ)間切茶湯崎(ちやなざち)村(松川村)。南と西の境界を金城(かなぐしく)川・真嘉比(まかび)川が流れる。真和志(まーじ)之平等のうち。首里古地図には上地筑登之親雲上・野崎筑登之ら二七の屋敷地のほか、台地の南西麓にかけての斜面に水田・畠が広がっている。とくに真嘉比川と金城川の合流部(南東端の境界)付近から金城川沿いにかけて田が多く、斜面の谷間にまで展開している。屋敷地の西端に綾門大(あいじよーうふ)道の延長線上の道を挟み北に観音堂、南に慈眼(じげん)院・普門(ふもん)院・来光(らいこう)院がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by