立浜(読み)たつはま

日本歴史地名大系 「立浜」の解説

立浜
たつはま

[現在地名]雄勝町立浜たちはま

雄勝半島の南方で、雄勝湾に西面する漁村正保郷帳に村名がみえ、畑六九六文のみで柴山と注される。「封内風土記」では戸数二二、大明神島と弁財天島が記される。文政一一年(一八二八)は畑一貫一六六文・茶畑四七文、人頭二二人、人数一四四(「桃生南北本吉南方風土記」及川徳松家文書)。嘉永三年(一八五〇)の風土記御用書出(「雄勝町史」所収)によれば牛一〇、船一七、産物はろくの魚・鮹など。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android