デジタル大辞泉 「竜の子太郎」の意味・読み・例文・類語 たつのこたろう〔たつのこタラウ〕【竜の子太郎】 松谷みよ子による長編の児童文学作品。日本各地の民話を下敷きに、竜になった母親を訪ねて旅をする少年、太郎の成長を描く。昭和35年(1960)、第1回講談社児童文学新人賞を受賞して刊行された。第8回産経児童出版文化賞受賞。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竜の子太郎」の解説 竜の子太郎 たつのこたろう 松谷みよ子の同名の童話の主人公。山奥の寒村にすむ男の子。竜に化身した母をたずねて旅に出,天狗(てんぐ)から百人力をさずけられ,母と再会。親子で力をあわせて湖の水をほし,広大な田につくりかえる。作品は長野県各地につたわる小泉小太郎伝説をもとに昭和35年に創作された。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例