日本歴史地名大系 「竜子山城跡」の解説
竜子山城跡
たつごやまじようあと
竜子山は竜虎山・竜孤山・立籠山とも記される(水府志料)。居城者について「松岡地理志」は天徳三年(九五九)の頃は常陸介平成定、長和五年(一〇一六)の頃は天楠太郎政秀、永承三年(一〇四八)の頃より康平六年(一〇六三)の頃までは天楠太郎政清、建久三年(一一九二)の頃は手綱太郎、元応元年(一三一九)の頃は植田小四郎、応永三年(一三九六)の頃は平但馬四郎氏之などの名をあげるが、多くが社寺縁起などによるもので確証はない。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報