高萩市(読み)たかはぎ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

高萩〔市〕
たかはぎ

茨城県北東部,太平洋に臨む市。 1954年高萩町,松岡町の2町と高岡村,および黒前 (くろさき) 村,櫛形村の2村の一部と合体して市制。律令時代は多珂郡の所在地。中世以後は大塚氏,佐竹氏,磐城氏,戸沢氏が交代して支配。江戸時代には水戸徳川家の領有地を経て,水戸藩付き家老中山信正の知行地。 1897年常磐線の開通後は常磐南部炭田の中心炭鉱都市として発達した。現在は産炭地振興政策により松久保工業団地の造成,花貫ダムの建設など地域開発が進められている。高萩海岸には海水浴場があり,土岳花貫渓谷はハイキングの好適地。日立市との隣接部に KDDI茨城衛星通信所がある。安良川 (あらかわ) 八幡宮にある安良川の爺スギは国の天然記念物。沿岸部を JR常磐線,国道6号線が通り,461号線が分岐,常磐自動車道インターチェンジがある。市域の一部が花園花貫県立自然公園に属する。面積 193.58km2。人口 2万9638(2015)。

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