下手綱村(読み)しもてつなむら

日本歴史地名大系 「下手綱村」の解説

下手綱村
しもてつなむら

[現在地名]高萩市下手綱

北寄りを関根せきね川が東流して平地が開け、北部と南部にわずかに台地が張出す。東は高戸たかど村。文禄四年(一五九五)岩城領検地目録(静嘉堂文庫蔵)に「千七百四石四斗弐升五合 (竜子山分)下手綱村」とみえる。「松岡地理志」によれば「戸沢氏在城ノ時竜子山城ヲ松岡城ト改ムト云因テ其時ヨリ寛永ノ始頃マテハ村ノ名モ松岡村ト唱ト云ヘリ」とある。常陸国赤浜妙法寺過去帳の寛永一〇年(一六三三)に「妙宥霊六月廿三日松岡ノタツ老母」、延宝三年(一六七五)には「道源霊四月六日松岡村」とある。しかし寛文三年(一六六三)開基帳(彰考館蔵)には「下手綱村」とあり、村名は一時期併用されていたと考えられる。「御用留類聚」(茨城県歴史館蔵)によると文化元年(一八〇四)「手綱町」と改称したとあるが、天保郷帳には「下手綱村」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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