竜淵寺(読み)りゆうえんじ

日本歴史地名大系 「竜淵寺」の解説

竜淵寺
りゆうえんじ

[現在地名]森吉町米内沢寺の上

米内沢よないざわ城跡の北麓に位置し、曹洞宗、山号は万年山。本尊釈迦如来

明暦元年(一六五五)の万年山竜淵寺由緒書(竜淵寺文書)によれば、戦国期に阿仁あに地方を支配した米内沢城主嘉成右馬頭が創建。初め安昌あんしよう寺と称したが、慶長七年(一六〇二)の佐竹氏入部の時点で一時廃絶、その後阿仁一揆鎮圧に功のあった嘉成旧臣奈良岡氏が寛永三年(一六二六)竜淵寺として再興したという。阿仁方部の約一〇ヵ寺を末寺としていた。しかし、寛政八年(一七九六)郡奉行から米内沢村肝煎に出された覚書(竜淵寺文書)には「竜淵寺先年旦家数多く之あり候所、段々潰ニ相及、残る旦家の者迷惑致候ニ付、此末其村別家・出店・田家たりとも、竜淵寺旦家に成下され度」とあり、村や鉱山衰退に伴い、寺院経済が困窮していった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 寺請証文 信州

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む