童唄(読み)わらべうた

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「童唄」の意味・わかりやすい解説

童唄
わらべうた

子供たちが遊びなどの生活のなかで口伝えに覚え,また遊びに合せて作り変えたりしながら歌っている唄。広義の民謡に含まれ,民俗音楽の一種。古くは童謡ともいったが,大正期に童謡運動が起り,それらを童謡または創作童謡などと称し,本来の童謡を伝承童謡,童唄などといって区別した。おもに季節の変り目,民俗行事などで歌うものと,子守唄や遊戯のなかで歌うものがある。民俗行事では,七草,鳥追い,雛 (ひな) や菖蒲 (しょうぶ) の節句などで歌われ,遊戯では,まりつき,縄飛び,鬼ごっこ,お手合せ (せっせっせ) ,お手玉,羽根つきなどで歌われる。その他数え唄,しりとり唄,早口唄,悪口唄,人をはやしている唄,唱えごとの唄など言葉を中心とした歌もある。

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