端反(読み)はそり

精選版 日本国語大辞典 「端反」の意味・読み・例文・類語

は‐そり【端反】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はぞり」とも )
  2. 器物先端が反りかえっていること。
    1. [初出の実例]「端反(ハゾリ)の笠を額に被り」(出典洒落本・風俗八色談(1756)二)
  3. 口端少し反った大形の鍋。愛知地方でいう。
    1. [初出の実例]「こんろにかけたはそりにまずヘットと塩と味の素とをぶちこみ」(出典:三とせの春は過ぎやすし(1973)〈杉浦明平〉一)

はた‐ぞり【端反】

  1. 〘 名詞 〙 茶わん、鉢などの縁が外側波頭の形にそりかえったもの。はぞり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む