竹内七郎(読み)タケウチ シチロウ

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「竹内七郎」の解説

竹内 七郎
タケウチ シチロウ


肩書
日本共産党幹部会委員

生年月日
明治39年11月23日

出生地
福島県二本松市

学歴
早大仏文科〔昭和3年〕中退

経歴
大学在学中、労働運動を理由に退学処分。その後、福島民友新聞社、福島県庁、日本発送電に勤め、21年8月日本発送電従業員組合副委員長。この時から日本共産党電産グループのキャップとして電算型賃金を生み出した10月闘争などを指導、22年単一組合の日本電気産業労働組合に改組されて副委員長となった。24年パージで福島県に帰り、日本共産党県委員長となり、25年の分裂後、33年委員長、36年党中央委員、書記局員、45年党幹部会委員を務めた。

没年月日
昭和49年10月29日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

20世紀日本人名事典 「竹内七郎」の解説

竹内 七郎
タケウチ シチロウ

昭和期の労働運動家 日本共産党幹部会委員。



生年
明治39(1906)年11月23日

没年
昭和49(1974)年10月29日

出生地
福島県二本松市

学歴〔年〕
早大仏文科〔昭和3年〕中退

経歴
大学在学中、労働運動を理由に退学処分。その後、福島民友新聞社、福島県庁、日本発送電に勤め、21年8月日本発送電従業員組合副委員長。この時から日本共産党電産グループのキャップとして電算型賃金を生み出した10月闘争などを指導、22年単一組合の日本電気産業労働組合に改組されて副委員長となった。24年パージで福島県に帰り、日本共産党県委員長となり、25年の分裂後、33年委員長、36年党中央委員、書記局員、45年党幹部会委員を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「竹内七郎」の解説

竹内七郎 たけうち-しちろう

1906-1974 昭和時代後期の労働運動家。
明治39年11月23日生まれ。昭和22年日本電気産業労働組合(電産)の副委員長となり,生計費基礎とする電産型賃金要求闘争を指導。24年レッドパージをうけて郷里福島県で共産党の活動専念,36年から党本部にはいり中央委員,幹部会委員をつとめた。昭和49年10月29日死去。67歳。早大中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android