竹内択 たけうち-たく
1987- 平成時代のスキージャンプ選手。
昭和62年5月20日生まれ。小学5年生でスキージャンプをはじめる。飯山市立第一中学校卒業後,平成15年フィンランド・クオピオに単身留学して職業学校で学びながらジャンプの指導を受ける。19年全日本スキー選手権大会ノーマルヒル優勝。22年全日本スキー選手権大会ノーマルヒルでも優勝。同年バンクーバー冬季五輪の団体で伊東大貴・葛西紀明・栃本翔平とともに出場して5位入賞,個人ではノーマルヒル34位,ラージヒル37位。25年ノルディックスキー世界選手権ジャンプ混合団体(伊藤有希,伊東大貴,高梨沙羅,竹内択)で優勝。26年のソチ冬季五輪代表となり,団体(清水礼留飛,竹内択,伊東大貴,葛西紀明)で銅メダルを獲得,ノーマルヒルは24位,ラージヒルは13位。北野建設所属。長野県出身。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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竹内択
ノルディックスキー・ジャンプ選手。1987年5月20日、長野県生まれ。98年の長野五輪をきっかけに、小学生の頃からスキージャンプを始める。中学校卒業後、単身フィンランドに渡り、現地の学校に通いながらジャンプのテクニックを習得。帰国後は、2006年より北野建設に所属。10年にバンクーバー五輪で五輪初出場を果たす。13年にはW杯ドイツ大会の男子ラージヒル個人、同ノルウェー大会の男子ノーマルヒル個人において、それぞれ2位を記録した。14年のソチ五輪では男子ラージヒル団体で銅メダルを獲得し、同種目では1998年の長野五輪以来、4大会ぶりとなる日本のメダル獲得に貢献。競技後の記者会見で、大会出場前から難病とされるチャーグ・ストラウス症候群(アレルギー性肉芽腫性血管炎)を患っていることを公表した。
出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報
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