竹内金太郎(読み)タケウチ キンタロウ

20世紀日本人名事典 「竹内金太郎」の解説

竹内 金太郎
タケウチ キンタロウ

昭和期の弁護士



生年
明治3年2月11日(1870年)

没年
昭和32(1957)年11月11日

出生地
新潟県高田市

学歴〔年〕
東京帝大英法科〔明治33年〕卒

経歴
明治33年農商務省に入ったが、大正4年大浦兼武内相の疑獄事件に連座して辞任。東京日日新聞に入り編集主幹となった。42年10月伊藤博文暗殺を「伊藤薨去」の号外で連報した。その後、弁護士を開業、鈴弁殺し、阿部定事件血盟団事件、2.26事件、極東国際軍事裁判などの弁護人として活躍。尾崎秀実事件では尾崎をスパイでなく、愛国者として遇したことで知られ、阿部定は出獄後、竹内家に入り老夫妻の世話をするなど、かつて弁護した元被告たちに愛された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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